12月 新宿の街並みとLOVE
新宿に用事があったのですが、
イルミネーションがとても幻想的で、
思わず見惚れてしまいました。
西新宿に位置する新宿アイランドタワー、
「LOVE」のモニュメントは、
いつも変わらずに存在していて、
なんとなく、
懐かしいような気持ちになります。
学生時代の就職活動…
社会人になって初めての転職活動etc…
を思い出すからです。
真っ黒のリクルートスーツを着て、
社会への不安と期待で満ち溢れながら、
情熱と革新的な企業が名を連ねる高層ビルが、
続々と立ち並ぶ西新宿を、
面接のために、
Map片手に駆け回っていました。
何度となく道を間違え、
汗だくになりながら、
時間と格闘していました。
就職活動の中で一番、道に迷いました。
道に迷いすぎたので、
忘れられない思い出に…
なっているのかもしれません…。
(´-`).。oO
………
( ゚д゚)‼︎
………
よく考えると、
道だけではありませんでした。
「仕事」という面で、
将来の人生についても、
大いに迷っていました…。
道と将来に迷い続けながら、
まるで出口のない迷路に
差迷い込んだように………
また、履歴書やエントリーシート、
面接の練習のために、
東京新卒応援ハローワークにも
何度何度も通いました。
大変にお世話になりました。
さまざまな経歴を持った
職業カウンセラーの方がいらっしゃって、
聖母のように優しく担当してくださった、
女性の○○さんに感謝しています。
人生の中で、
一番に自分と向き合った時間でした。
仕事は人生の手段であって、
最終地点ではないということも、
色んなことを教えて頂いたように感じます。
(その時は必死なので、わかりませんが…)
結果はどうあれ、
目指すものを探し迷い続けたあの時期と、
西新宿の高層ビル街の迷路は、
とても印象的で有意義なものでした。
そんな中、
色んな状況と感情をもって目にした
新宿アイランドのLOVEモニュメントは…
今でも、
ある時には目印となり…
ある時にはポップカラーに励まされ…
ある時にはインスタ映えとなり…
私にとっては、
前を通るたびに魅入ってしまう、
心惹かれるパワーがあるものです。
あまり
彫刻としての意味を
考えたことがありませんでした。
後に、世界中にあるものだと知りました。
ニューヨークのマンハッタンをはじめ、
スペインのバレンシア、
シンガポールのオーチャード、
台湾の台北101などなど
世界各国に飾られています。
アメリカ人芸術家
が自国アメリカの象徴
「ラブ&ピース」からインスピレーションを受けた作品です。
幼少期に教会で「神は愛なり」
というサインに
影響を受けてるとのことです。
1965年、ニューヨーク近代美術館の
クリスマスカードデザインに「LOVE」が
採用されたことにより、
有名になったようです。
「自分が使う言葉やイメージは
精神で固く結ばれている」という
信念のもと著作権保護を拒み、
世界中で多くの模倣作品を
生み出したとのことです。
作者の信念と芸術の奥深さを感じます。
生き物が存在していく上で、
一番大事で…
原点に立ち返るような…
そんな意味合いがあるんだなと
教えを頂いた気持ちでした。
寒い冬の風に、
イルミネーションの輝きも、
モニュメントまたはオブジェとしての
「LOVE」も、
染み渡るものがあります。
1年の締めくくりは多忙の極みですが、
休日のちょっとした発見が嬉しいです。
(スタバのクリスマスカラー)
駅前のお花屋さんもポインセチアが鮮やかで、
「赤」に彩られる12月が、
とてもウキウキするこの頃です。
ケイトウも可愛い!!
では、また。